Wednesday, March 08, 2006

ドイツ語について

今日、世界の共通語は英語である。
今の時代、あえてドイツ語を学ぶメリットとは?ドイツ語を学ぶメリットを考えてみようと思う。
まず初めにドイツ語はEU最大の言語であるという事。
英国の人口が約5800万人、イタリアが約5700万人、スペイン3900万人、ポルトガル1100万人、フランス5800万人、ベルギー1000万人、オランダ1500万人、ポーランド3800万人等である。
これに比べドイツの人口は8000万人、オーストリア800万人、スイス700万人の内ドイツ系住民が3/4。単純計算で、EU圏内でのドイツ語の話手は約9300万人となる。イタリア語、スペイン語、ポルトガル語は互いに良く似た言語であり、これらをラテン語という一つの言語として見れば、話手は1億人を超えるが、いずれにせよドイツ語はEU圏内での最大の話手を持つと解釈して良いだろう。
そして、またドイツ語は旧東側諸国でも役に立つ(少なくとも英語よりは遥かに)。そしてまた、こうした東側諸国の文献を調べる際にもドイツ語の知識は役立つ。モーツァルト、ベートーベン、バッハ等、誰でも知っている音楽家達の大半が、ドイツ、オーストラリアの産まれである。音楽とドイツ語は深い繋がりがある。音楽を知る上でもドイツ語は重要な地位を占める。
また、ドイツ語を学ぶ事は、英語のより深い理解にも繋がる、英語、ドイツ語は共にゲルマン語派に属し文法も良く似ている。その為、独英辞書と基本的なドイツ語文法の知識さえあれば、ある程度、独文を読み解く事は可能だ。そうした、学習が、また一方で英文法の復習にも繋がっていく。
ドイツ語が出来れば、ドイツ、オーストリア、スイスはもちろん、チェコ、ハンガリーといった東ヨーロッパまで行動範囲を広げる事が出来る。こうした事を考えればやはりドイツ語を学ぶ意味は大きいと思う。

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