Tuesday, March 07, 2006

Ireland

今日の英会話の先生がI'm Irish.と自己紹介してくれた。見た感じ妖精っぽい?白人だなぁとの印象があったのだがアイルランドと聞いてとても納得が出来た。例えば白人でもイギリス人とイタリア人とロシア人では何となく雰囲気が違うのはイメージ出来ると思うが、今日の先生はそのいずれのイメージにも当てはまらず、変わった感じの白人だなぁと思ってたんだけど、それを聞いてなるほどって感じたね。私は、アイルランドの文化、歴史には興味があるので、また機会があれば、そうした話も聞いてみようと思う。
初めてアイルランドという国を知ったのは幼稚園児の時だ。世界地図の図鑑を読んで、もともとブリテン島とアイルランド島の2つの島でイギリス連邦が成り立っていたが、そこからアイルランドの北の1部だけをのこしてアイルランドが独立したと知った。
当時、幼き純粋な私は
「どうして、独立なんかしたいんだろう?同じ国ならパスポート無しで旅行が出来るのに。」
なんて事を疑問に思った。その後のある日、"Real Irish Republican Army"というテロ組織の名を知った。これこそが、この疑問を解決してくれた。
原因はもちろん、宗教の違いである。イギリスはプロテスタント、アイルランドはカトリック。そして、問題の北アイルランドはプロテスタント系住民が多く、イギリスへの帰属を求めていて、それに反対するアイルランド、カトリック系の団体が組織したテロ組織がIRA(アイルランド共和軍)である。そしてこのアイルランド共和軍は今日、活動を停止しているが、その組織から新たなる組織"Real Irish Republican Army"が結成され、数年前までテロを繰り返していた。1998年の北アイルランドの都市オマーでのテロは記憶に新しい。現在では事態は収まっているようである。
そんなアイルランドだが、アイルランドと言えばケルト、ケルトと言えば妖精。そんなイメージがありとても神秘的なイメージを持つ。行った事は無いが、実際そうだと思う。そんなところからアイルランドの歴史(イギリスとのかかわり)や文化にはとても関心を持っている。IRAの報道で、アイルランドの治安を心配する声もあるようだが、アイルランドの治安は極めて良好だそう。今日では、こうした宗教の問題も収まっており、またイギリスよりは物価も安く、観光、留学に最適な国かもしれないね。

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