Tuesday, April 25, 2006

宗教とは

最近気が付けば、心理や宗教に関する本をよく読んでいるのですが、やはり人として最も学ぶべきところはここだと思うんですね。
人類の発展に最も寄与する物は、宗教であり哲学だと思うのです。
今日、日本国内において宗教上の対立を感じることはほとんどありませんが、諸外国では、アイルランド問題やイラク問題など多くの宗教問題を取り抱えています。これはそれだけに人々にとって宗教がいかに生活と密接しているかを示しているでしょう。
日本では宗教は生活と密接しているのでしょうか?
実は日本でも宗教がらみの行事は数多くあります。正月になれば沢山の人が神社に初詣に行きますし、大会、試験等の前には神社にお参りに行きます。
物理的に考えれば、神社に行っている時間があれば、その時間を勉強に費やした方が、トータルの勉強量が増え、良い成績を出せる可能性が高くなります。
また、家族や恋人、友人が怪我や病気で入院した際にも多くの人が神社にお参りに行きます。これらの行為も物理的には何ら意味がありません。
しかし、なぜお参りに行くのでしょう。それは、自分の力ではどうしようも無い。だから神様にお願いしよう、という信仰の表れなのです。
こうした神様への祈る気持ちが宗教という概念の形成の根本だと私は思います。

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