Sunday, May 28, 2006

社会保険庁と損保ジャパン

社会保険事務所による国民年金保険料免除の不正手続き問題と損害保険ジャパンによる契約の不正水増し、保険料未払い問題が時を同じくして明るみ出た。
実はこの二つの事件には一つの共通性がある。それは現社会保険庁長官、村瀬清司の経歴。こちらを参照していただきたい。
そう、彼は元損害保険ジャパン副社長である。
民間出身の彼が考えたこと、それはいかに数字としてよい成績を出すか、その結果が今回の事件に結びついたのだろう。そしてそれが損保ジャパンの方針であったという事なのかもしれない。
さて、こんかい損保ジャパンの問題が明るみたに限らず民間企業はどうしても自らの利益を優先しがちである。官庁にも近年民間人の採用が大変増えているそうだが、郵政民営化問題でも言われたが、これが資本主義社会の宿命なのだろうか。汗を流した人がそれ相応な利潤が得られる社会になって欲しいと思う。

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