Monday, June 26, 2006

監督と通訳

次期日本代表監督がIvica Osim氏に決まりました。1次リーグ敗退から次期監督選出までのあまりの早さには驚きです。サウスアフリカ大会に向けて一刻も早いチームの建て直しが必要だろうという気持ちが現れていると思います。
さて、次期監督オシム氏はボスニアヘルツェコビナ出身でかつて、ユーゴスラビア代表としての出場経験を持ちます。引退後にオーストリアのチームで監督経験も持つ彼は母国のクロアチア語の他にドイツ語や英語も話せるそうですが、母国語が最も自分の意思を正確に伝えられるという事で、クロアチア語の通訳が付きます。現代表監督ジーコや前監督トルシエもそれぞれ母国語の通訳が付いていましたし、当然の事だと思います。

さて、先日オーストラリア代表のヒディンク監督、イングランド代表のエリクソン監督がインタビューに答えていました。私は、当然彼らの母国語であるオランダ語やスウェーデン語で会見をするのだろうと思ったのですが、予想に反し彼らは通訳を通さずに英語でやり取りをしていました。これにはとても驚きました。
なぜ、ヒディンク監督やエリクソン監督は母国語ではなく、代表チームの言葉を使って会見するのでしょうか?4年前にヒディンク監督は韓国語で会見をしたのでしょうか?
なぜ彼らは代表チームの言葉である英語で会見するのに、ジーコやトルシエは日本語で会見をしないのか?
確かに今日世界の共通語は英語ですが、しかしだからと言って、ジーコやトルシエ、オシムが英語で会見をしたら、やはり違和感を感じます。同様に、ヒディンクやエリクソンはやはり彼らの母国語であるオランダ語やスウェーデン語で会見をするべきだと思います。

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