Friday, June 23, 2006

Cabin Crew

旅客機の客室乗務員を舞台にしたドラマが始まるそうだ。さて困ったな。この影響を受けて客室乗務員を志願するする人が増えないだろうか?
今までにも、キムタク主演のドラマにQueenの音楽が取り入れられたお陰でQueenが人気になったり、東大受験を題材にしたドラマのお陰で東大志願者数が増えたり、もちろんこれらに相互性があるとは断定出来ないが、こうした事実がある事は確だ。
しかし、いずれにせよ、客室乗務員という職種に就くハードルは高い。今日、新しく多くの空港が開港しており、需要のある職業として注目されているのかもしれません。日本(を初めアジア)の航空会社は女性のCAが多いがしかし、欧米では必ずしもそうではありません。以前私が乗ったオーストラリアの航空会社Qantas Airways Limitedは正確に人数を数えた訳ではないですが、乗務していたCAの半数程度は男性だったような印象を受けました。また、先日ANAに乗った際にも男性CAが1人乗務していました。かつて用いられたスチュワーデスという言葉は死語になりつつあります。今日は一般に客室乗務員、フライトアテンダント(FA)、キャビンアテンダント(CA)が用いられます。
客室乗務員に求められるものの一つに緊急時の対応があります。客室乗務員は同時に保安官としての任務が求められ、特に911テロ以降その需要は高まっています。そうした事から日本の航空会社でも男性客室乗務員が増えつつあるそうですが、いずれにせよ、日系であろうと外資系であろうと難関である事には変わりません。
まぁ、こんな理屈をたんたんと述べても客室乗務員になれる訳ではないので、世間の事に翻弄されずに、健康を維持し、勤勉に励み、高度な専門性を身に付けること。それが客室乗務員になる為の唯一の道ですね。

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