Saturday, July 15, 2006

快適な鉄道乗車方法

日本の鉄道は極めて正確なダイアの元に運行されている。五分の遅れが発生するものなら必ずお詫びの放送が入る。そして、都市部の朝、夕ラッシュ時の混雑は車内は非常に混雑する。
さて、ラッシュ時に快適に電車に乗るかについて述べよう。鉄道に乗る際には二通りの乗り方がある。それは立って乗るか座って乗るか、ただそれだけの違いであるが、この違いは大きい。座れば、本を読んだり、メモをしたりと作業が出来、時間を有効に使うことができる。しかし立っていてはなかなかこれは難しい。また20分、30分と立ちっぱなしというのはかなり退屈である。また同じ立ち乗りであっても、混雑した場合と空いている場合とでは状況が違う。
空いている場合なら、鞄を床に置き、扉に持たれて本を読んだりすることが可能であるが、混んだ車内では、乗っているだけで何も作業ができず非常に退屈かつ不快なひと時である。
さて、ではどのようにしていかに快適に電車に乗るか、その方法を挙げてみよう。

1、ラッシュ時を避ける
これは非常に単純なことであるが、その通りである。実際、東京では朝、夕ラッシュがひど過ぎるため、出社や登校時間をずらしている会社、学校もある。

2、指定券を買う
これは、追加料金を払って座席を買うということである。私の住む愛知県の場合、名鉄特急や中央本線セントラルライナーなどがある。いずれもクロスシート指定席で快適なひと時が過ごせる。また、東京では普通車にグリーン車がついている。

3、普通を利用する
JRなら快速、普通。名鉄なら特急、急行、普通などと停車駅の違い別に名前がつけられている。快速や急行は少しの駅しか止まらないので早く目的地まで着く。当然、皆、少しでも早く目的地に着きたいから、出来るだけ快速や急行を使う。ということはつまり、普通を使えば、時間はかかるが車両は空いている。

4、次の列車を利用
自分が今、駅に着いたらちょうど電車が発車するところだった。ところが電車はぎゅうぎゅう詰め。ところが、この電車を見送れば5分後には当駅始発の電車が来る。となれば、わざわざ今、止まっている電車に乗って混雑したところをいやな思いをして乗る必要はないだろう。

5、逆走
これは4と似た発想であるが、自分が今から電車に乗るわけだが、この駅ではとても乗降が激しい駅だとする。そうした場合、その駅から乗っても座れるかは怪しい、が一つ前の駅から乗れば間違えなく座ることが可能である。しかし、これもやはりそれだけ時間は掛かってしまう。

6、とまるな!
適切なタイトルが思い浮かばなかったが、通常ホームへは階段を昇るか下るかする。そして、どういう訳か皆、階段のすぐの場所で止まってしまう。その為、ホームの階段付近には人がたくさんいて、ホームの奥のほうは人がほとんどいない。そんな現象はどこの駅でも似たような感じであり、先頭車両が空いていたり最後尾車両が空いていたりということはよくある。とにかく、階段すぐの車両はみんなが乗るから混んでいる。ホームの奥に行く。これは鉄道を利用する際の常識であろう。また、一部の車両に集中して皆が乗降すると、乗降に時間がかかり列車遅れの原因ともない、鉄道会社や他の客にも迷惑をかけることとなる。

7、利用車両
最後に列車の形式について。これはわれわれユーザー側でどうこうできる問題ではないので鉄道会社にお願いしたいのだが、列車には通常ロングシート、クロスシート、セミクロスシート、ボックスシートといった形式がある。
ロングシートはドアからドア、 またはドアから車端までを線路方向と平行に長いシートを設置した座席の配列であり、ラッシュ時の通勤型にはこの車両が最良であろうかと思う。例えば名鉄3000系や地下鉄車両に代表される。
クロスシート、セミクロスシート、ボックスシートはいずれもロングシートに対して垂直に二人掛けの座席があるものである。これら3つの細かな違いは主題から外れる為今回は割愛するが、これらの車両は通勤型には不適である。これらは扉付近は非常にスペースが開いているが、座席のある部分は通路といった感覚に近く狭くどうしても扉付近に人が集中しがちである。この為、車両中ほどは空いていて、扉付近は混雑というおかしな現象が生じるのである。名鉄7000系が、まさにその代表的であるが、通勤ラッシュ時の運用はぜひ辞めてもらいたい。

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