Wednesday, August 09, 2006

小学生がブログブーム

ブログを開設する小学生が増えているようです。うーん、あまりお薦めできませんね。小学生でどの程度、ネットに関して正しい理解が出来ているのか?疑問に思うところがあります。私が小学校6年生であった、1996年に大手検索サイトのYahoo!が開設されました。当時はインターネットや携帯電話が普及し始めたばかりで、携帯電話をもってたり、E-Mailアドレスを持っていたりするだけで、当時小学生の私にはとてもステータスに感じました。
しかし、今は違います。中学生でも携帯電話のE-mailを利用する人がいても決して驚く事はありません。ステータス?何がステータスだ?とんでもない話だ。
今日、多くの家庭にパソコンとインターネットが普及していますし、小学校の学校教育においても『総合的な学習』という怪しげな授業の一環でインターネットを用いています。ですので、小学生がブログを書くことも、決して驚く事ではないのですが、まだ新聞もまともに読めないであろう(漢字が読めないから)小学生がどれだけ世間をしっているのかという事です。
インターネットは不特定多数の人が情報を公開、閲覧する事が出来ます。その情報が正しいのか誤っているのか判断するのは非常に困難です。
ブログに出会い系サイトなどの怪しげなサイトの宣伝書き込みが行われたり、厭らしいメールが届いたりといった事も珍しくありません。
また、自分の書いたブログが不特定多数の人に閲覧されるというのは、とても怖い事でもあります。企業秘密を漏らせば、会社を首になる事もありますし、思想的な事を書けば、命を狙われる事もあります。不特定多数とはとても怖い事なのです。そうした事をしっかり認識させる必要があります。
小学生がブログを書く事が良くない事とは思いませんが、その前に、そういったインターネット社会の闇の部分をしっかりと学校で教育する事が必要でしょう。

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